2017/11
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オレステス
観てきました、「オレステス」大阪初日。
大阪「梅田芸術劇場」の会員にも関わらずチケットを
取り忘れ、それほどに脳内が混迷してた訳です。
休みの日にヤフオクに張り付き一発落札で入手したもの。人はパンのみで生きられぬという命題により、山積みの仕事を放り出し、そそくさと会社を後にして開演7時ジャストに滑り込みました。


藤原竜也、中嶋朋子、北村有起哉、香寿たつき、
吉田鋼太郎、瑳川哲朗さん
というキャスティング。

もう散々観てきた蜷川舞台だけれど、ギリシャ悲劇は初めて。
父を殺した母を藤原たっちゃん演じるオレステスがアポロンの命により殺してしまい、
そこから悲劇が始まり、そしてまた神アポロンの啓示で悲劇が終息するというもの。
先にこのギリシャ悲劇を知っていなければ少々至難の舞台である。

冒頭から滝のような雨が降り注ぐ。濡れながら中島さんの科白から舞台が始まる。
蜷川さん、こんなド派手な演出が好きだ。
藤原たっちゃんはフンドシいっちょみたいないでたちで濡れた舞台を這いずり回るものだから腕からの流血がとまらない。
血を流しながらびしょびしょ。まさに悲劇。
大きな特徴は、コロスと呼ばれる集団。一つの役を演じる俳優団のことで、台詞も全員で合わせて言い、ほとんど舞台上にいて、様々なシーンに絡んでくる。
コロスは、主人公たちと観客との間の媒介者として提示され、演劇に固有の二重の表現を持たせる。古今の様式にのっとっているようだ。
そしてオレステスにおいても、舞台上のコロスとしての「女たち」は重要な役割を果たしている。詳細は端折るけれど、相変わらず藤原たっちゃんは見事に舞台の人だったし、
初めて観た中島さんは小さな華奢な色の白い人で悲劇の主人公の姉に相応しい。
カミカミの台詞も多かったが健闘を称えよう。

難しい舞台なので観客の反応もいまいちか?二度目のカーテンコールでやっと8割方
スタンディングオベーションとなった。一度だけの観劇で語るには難しい舞台でもある。



この日若き友人が鹿児島からやってきていて一緒に観劇。
彼女は来月お嫁に行く。独身最後の遠征で、二人でのんびり芝居を観たり
お酒を飲んだりするのもこれが最後かもしれない。
思えば、彼女がまだウラ若き二十代で出会い、様々な恋を経て三十路も半ばで
結婚に至るまで遠い大阪の地で私は見守ってきた。
今年の春に理想の人と出会ったと聞いて、「昔のようにキャピキャピしてないとダメよ。」と
言うと、「キャピキャピしてます!」というお返事。
このキャピキャピが大事なんだ。いや、キャピキャピさせてくれるお相手が素晴しい。
ともあれ、すごく嬉しい。だけど、すごく寂しい。
私は娘たちが嫁に行かず、ずっと傍にいてくれたらと思う人間だ。それと同じ感じ。
でもそうは行かない。母は老い、子供たちは巣立ち。(笑)



舞台が終わってから二人で梅田界隈のお店でお酒を飲み、寄宿先のホテルのバーへ。
すでに12時回ってただろうか。
カクテルを飲みながらとり止めもなく話をしていたら何とさっき迄観ていた舞台の某俳優さんが同じ舞台の女優さんを伴って現れた。
チェッカーズのあの娘と○○○○○ル?♪という歌がHAL頭駆け巡る。(爆)

このホテルは劇場と同じ建物の中にあり、役者さんたちは皆ここに泊まっていると思われます。
明日はマチネから公演があり、こんな遅くまでバーなんぞにいて大丈夫かしら?といらぬ心配をしながらも耳ダンボの我々は神経がこのお二人に注がれる。芸能人というのは面白い。こんな真夜中に茶髪にサングラスかけてれば半ば芸能人であることを示しているようだ。(笑)
ラストオーダーも飲み干し、気になる二人を残して(?)、ホテルの部屋へと。


朝目覚めると快晴の空に虹が出ていた。
ここは29階なので雲が間じかに迫っているよう。
いつも缶詰のようなホテルに泊まるので久しぶりの豪華ツインは心身共に休めた感じ。
彼女の行きたがっていたLoftやお気に入りのブランド店を歩き回って一日を過ごし
来月の晴れの舞台での再会を約束して大阪駅をあとにした。
幸福の花嫁は元気に鹿児島へ。
お疲れ母さんは再び飢えている家族とヤンチャ猫の待つ我が家へと。


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